ゴムと革、どっちがいいの？

こんにちは！
袋井市にて革製品、靴の修理を行っておりますellgon（エルゴン）の園田です。

お客様からよくある質問で

『ゴムの靴底と革（レザー）の靴底、どっちがいいのか？』

という質問がよくあります。

それについて僕なりにメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

ゴム靴底

メリット

・滑りにくい

・革より工数か少ないため、値段が安い

・革より柔らかくて歩きやすく、疲れにくい

・手入れをしなくていい

デメリット

・必ずいつか劣化して履けなくなる

・色の染め替えなどのカスタムができない

・劣化したらオールソール（靴底を全て交換する）しかない

・手入れをしなくてもいいが、言い換えるとむしろ何もできない。

・メーカー独自のソールだとオールソールできない場合がかなり多い。

（劣化したら捨てるか、多額をかけてオリジナルの靴底を作るしかない）

革底

メリット

・劣化しないので一生履ける

・修理がしやすい

・色を変えたりなどのカスタムができる

・履けば履くほど育っていく経年変化が楽しめる

・手入れができる

デメリット

・滑りやすい

・グッドイヤー製法の場合は少し硬い

・ゴム底よりも工数がかかるため、値段が高い

結論

『どっちも違ってどっちも良い！』

これが今の所の僕の結論です。笑

ふざけているわけではなく、本当にそうとしか言えないんですよね。

強いていうのであれば、とりあえず最初に買う革靴はゴム底の靴の方が安く、歩きやすくて安全なのでおすすめです。

もし革靴に興味が出てきたのであれば革底の靴で修理をしながら永く履いていくのがいいのかなと思います。（製法により値段の桁が変わるので、製法の話もいつかします！）

ここまで言っといてなんですが、ゴム底だろうが革底だろうが修理はできますし、僕は値段やブランドなどで靴を差別するような人間ではありませんのでご安心くださいませ。

どんな値段、素材、ブランドであろうが本人が気に入って履いてる靴が最高品質なのでね。

ということでぐだぐだ書いてしまいましたが、『革とゴムのメリットとデメリット』のお話でした！

僕ができることは全てやりますので、諦めて捨ててしまう前に必ずご相談ください！

靴工房Ellgon 園田

Naoki Sonoda

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