【浜松】ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)スーツケース・キャリーケースのキャスター周り傷補修・足回り修理|ペガスの擦れ・破損再生
こんにちは!
浜松市で革靴や革製品の修理を行っております、靴工房Ellgonの園田です。
(浜松、磐田、袋井の修理はお任せください)
(県外でもご相談ください)
今回は、憧れの旅行鞄「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のキャリーケース修理事例をご紹介します。
空港や移動中に、キャリーケースを斜めに引いたり、段差を乗り越えたりしているうちに、
「タイヤ周りのプラスチック部分が傷だらけ…」 「地面に擦れて、黒いパーツが白っぽくなってしまった…」 「せっかくのヴィトンなのに、足元がみすぼらしい…」
そんな状態になってしまっていませんか? 「パーツごと交換しないとダメかな…高そうだな…」と諦める前に、ぜひ園田にご相談ください! その傷、パーツ交換なしで綺麗に直せるかもしれません💪
ルイ・ヴィトンのキャリーケース【修理前】


ご覧の通り、キャスター(車輪)が収まっている黒いプラスチックパーツ(ハウジング)が、度重なる地面との接触で激しく削れてしまっています。 表面が白く毛羽立ち、深い傷が無数に入っている状態でした。
タイヤ自体はまだ使えても、この足回りの傷のせいで、全体がひどく傷んで見えてしまいます。
ルイ・ヴィトンのキャリーケース【修理後】
園田が手掛けると、こうなります!


今回はタイヤ交換は行わず、傷だらけだった周りのパーツを「補修・塗装修理」で再生させました。 深い傷を丁寧に埋め、元の質感に合わせて再塗装を施すことで、まるで新品パーツに交換したかのような美しい艶が戻りました✨
ルイ・ヴィトンのキャリーケース【修理ポイント】
- 🛠️ キャスター周り・足回りの補修: 交換ではなく、傷ついた既存パーツを補修・塗装する技術で再生。
- 🔩 走行性メンテナンス: タイヤ軸の清掃とグリスアップで、スムーズな回転を回復。
- 🧳 全体クリーニング: ボディ全体を磨き上げ、ヴィトンの風格を取り戻しました。
「傷だらけだから交換しかない」と思い込んでいるパーツも、職人の技術なら現物を活かして直せる場合があります。
大切なヴィトンのキャリーケース、諦める前にぜひ一度写真を見せてください✨
知らなくても困らない、園田の靴雑学
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
発祥国: フランス(パリ)
ブランドの発祥年: 1854年
- 元祖は「荷造り用木箱」の職人
ルイ・ヴィトンが今も「旅」をテーマにしているのは、創業者が「トランク職人(マレティエ)」だったからです。 貴族のドレスを運ぶための頑丈な木箱を作っていた技術が、現代のこのキャリーケース(ペガス・ホライゾン)にも受け継がれています。 だからこそ、見た目がお洒落なだけでなく、「中に入れた荷物を守る」という機能性において世界最高峰なのです。 - 「ロゴが目立たない」という最高の贅沢
このケースに使われている「タイガ・レザー」は、一見するとどこのブランドか分かりません。 しかし、それこそが「成功者の証」とも言われます。 分かりやすいブランドアピールを卒業し、「素材の質」と「道具としての美しさ」だけで勝負する。そんな大人の男性に長年選ばれ続けている、通好みのラインです。 - プラスチックパーツは「交換」できる消耗品
「ヴィトンのキャリー、タイヤや角がボロボロになっちゃった…」というご相談、実はとても多いです。 でも捨てないでください!ヴィトンは「直しながら一生使うこと」を前提に設計されています。劣化したタイヤやプラスチックパーツは、修理で交換・補修が可能です。 使い込まれた革の味はそのままに、機能だけを新品に戻して、また次の旅へ連れて行ってあげてください!

